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アシヒダナメクジ | Pelinobius muticus | いわゆるナメクジよりもヒザラガイなどに近い陸棲貝類。ヌメヌメ感も無く、バックスキンのような体表で、何となく和菓子のような雰囲気です。 前方にちょこんと付いた眼柄が愛らしい表情…らしいです(笑) 雌雄同体(若いうちは雄で、成長に連れ雌へと性転換していきます)なので2匹いれば殖えてくれます。 |
ハコネギセルCB | Pinguiphaedusa hakonensis | マニアック中のマニアック!国産キセルガイのCBシリーズ!(笑) オクタマギセルとも呼ばれる東京都西部と神奈川県の鎌倉市に産するご当地キセルガイ(笑) 若い個体は貝殻が美しい紫褐色をしています。 複数匹入りのカップ販売。雌雄同体なので2匹いれば殖えてくれます。 |
シリオレギセルCB | Decolliphaedusa bilabrata | マニアック中のマニアック!国産キセルガイのCBシリーズ!(笑) 小さなうちは貝殻の先端部が他種同様にとがりますが、成長につれてなぜか先端部が折れたように角張っていくという不思議な特徴のあるキセルガイです。 複数匹入りのカップ販売。雌雄同体なので2匹いれば殖えてくれます。 |
アオミオカタニシ | Leptopoma nitidum | 薄い翡翠色の殻が宝石のような美しい陸生貝。カタツムリ類とは違って、フタがある陸棲のタニシです。 食生があまり知られていませんが、飼育下ではあるものを餌にすることで飼育可能です。 |
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ヨツワクガビル | Orobdella whitmani | こ…これは!初見ではどんなカテゴリーに分類して良いか困惑してしまいそうな不思議生物ですが、歴とした国産種。 クガビルとは「陸の蛭」という意味ですが、人の血を吸うようなグループではなく多湿な陸上で活動し、ミミズを丸ごと補食するという肉食性のヒルなのです。 伸びきると10cmほどと意外にも大きく、黄色と黒の派手なカラーリングは殆どアシナシイモリ! 飼育も陸棲有尾類に近く、高温が嫌いなので20度前後が適温な所も一緒。当店では涼しい環境が好きな両生類と一緒に保冷室に入っています。 試しに餌用ミミズを与えてみると、でれっとした普段の姿からは想像も出来ないくらい俊敏に周囲を探り出し、見つけるやいなやミミズに飛びかかり、あっという間にずるずるっと飲み込みました!この吸い込み方、某狩猟ゲーに出てくるアレみたいですね。 因みに当店奇蟲担当に言わせると、「目が可愛い」そうです。目…って、ああこれか。まあ…(笑) 世の中にはまだまだ様々な面白生物がいるものです! |
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バルバドスカギムシ | Epiperipatus barbadensis |
超珍!有爪動物門という、「門」単位で他生物から離れた位置にいる原始的な珍生物です!(因みに、ヒトもホヤも同じ脊索動物門。門単位で異なる、というのは相当な乖離です) 有爪動物門は現存生物ではカギムシ類の他に近縁な動物がおらず、他のどんな生物とも分野が異なる不思議動物なのです。 体は細長く、全身がベルベット状の皮膚に覆われることから「ベルベットワーム」の名称もあります。頭からは触角がニョッキリ生えており、沢山ある脚のような突起は先端に一対の爪を持っています。 補食の方法が独特で、口から粘液ネットを出して餌虫を動けなくして食べます。ちょっとゆるキャラ風の風貌に反して、なかなかエグイですね(笑) 湿潤な森林の林床部に生息するので、ヤシガラ土などを敷いたケージに隠れ家のコルクや落ち葉を入れて飼育しましょう。ちなみに、冷涼な環境を好むとされることがありますが、それはニュージーランドなどに生息するごく一部の種でのみ当てはまることで、本種を初めとする中南米産種は温暖な環境を好みます。 胎生種で、直接子供を産みます。雌雄は不確定ですが、体格などでそれらしい判別は可能です |